第6章 出会った花と別れた蕾
図星だった。
たとえ虚の海燕だとしても桜は戦えない。
でも でも..................
「ごめん ルキア...............。」
ル「............え?」
「縛道の二十六 曲光...............。」
スゥゥゥゥゥ...............。
曲光。
霊圧で覆うことで対象を見えなくする縛道。
桜は自らの霊圧で自らを見えなくした。
ル「桜 どこだ!?!?」
ヒュゥゥゥゥゥ...............。
ルキアの周りには風の音がするだけで。
桜からの返事はなかった。