第6章 出会った花と別れた蕾
海「.........都!!!!」
追いかけようと海燕が行こうとした時だった。
浮「いくなっ!!!!」
浮竹が海燕の腕を掴んだ。
海「...隊長 俺は敵の能力もろくにわかってないから。
そんな理由で大人しくしてられるようなかっこいい大人じゃないんです...。」
海燕には無理だった。
自分の嫁にのっとり。
そして............
桜に傷を負わせたあいつを。
浮「............ふたつだけ。」
海「え?」
浮「...ふたつだけわかってることがある。
ひとつは奴が巣を作ってそこに留まって捕食する常駐型の虚ということ。」
常駐型。
ということは 移動はあまりしない。
だったらその巣に行けばいい。
だが わかっていたら行くだろう。
浮「もうひとつは.....................」
浮竹はひと呼吸おいて いった。
浮「その 棲みかだ!!!!!!」