第6章 出会った花と別れた蕾
「ちょっと やめてよ海燕!!」
海「うるせー!お前が俺の団子食うからだろ!」
「机においてあったんだもん!!」
十三番隊は最近にぎやか。
いつも桜と海燕のケンカの声。
それをとめるルキアの声。
そして もうひとつ。
?「もう 海燕!桜ちゃんに乱暴しないの!」
海「都!!だってこいつが!!」
都「こいつがじゃないでしょ?」
志波 都。
海燕の嫁。
誰にでも優しく温厚。
「ほら 都も言ってるもん!!」
海「いーや 許さねぇ!!」
ル「海燕殿.........。ムキになりすぎです。」
こんな日常が続くはずだった。
あんな事がおこるまでは............。
………………………………
海「.........は?」
「都 の班が全滅? 」
悲しすぎる報告。
いま 十三番隊はある一体の虚の事件を抱えていた。
その虚は人の中に入り込みその入り込んだ人の全てを操る という虚。
その虚の退治に都たちがいっていたのだ。
海「.........都は......?」
隊士「まだ 発見されておりません。
ですが すぐに……………………」
うわぁぁぁぁ!!!!
やめろぉぉぉぉぉぉ!!!
「「「!?!?!?」」」
外から聞こえてきた声。
それに反応して桜、ルキア、浮竹
海燕が外に飛び出る。
そこには信じ難い光景が。
「...............都......?」
そこには斬魄刀を持った都が十三番隊の隊士を刺している光景。
そして都が振り向く。
「...............うそ...でしょ?」
そこには虚の顔をした都が。
都は虚に乗っ取られていた。