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Flower story 《 BLEACH 》

第4章 美しい芽



「……失礼します。」


カチャカチャと言う音がする。

サッ……と言う音もして。


「よし こんな感じかな?
目あけてみてください。」


そして言われたとおりに藍染が目を開ける。

そして目の前には鏡があった。


藍「これが 僕なのかい……?」


「はい 藍染隊長ですよ。」


藍染は驚いた。

メガネをはずし髪の毛を少し整えるだけで
自分はこんなにも変わるのかと。


藍「……すごいな……。」


「藍染隊長はもともと目元が綺麗なのでメガネを外して髪の毛をあげることで だいぶ変わります。
すこし髪の毛が目にかかっていたので……。」


べつに藍染にとってメガネなんて必要ない。

目が悪いわけではないのだから。

しかし 念のためつけている。


「まぁ 私がただしたかったからしただけなので……。」


そう言ってもとの藍染にもどす。


藍「……君はほんとにすごいな。」


「そんなことないです。」


そして下を向きながら顔を赤くする。

その行動に藍染は不覚にも かわいい と思った。

そして全身の血液がはやく周り出すような感覚に襲われた。


藍「……はぁ。僕までもか……。」


冬獅郎と白哉に言えたもんじゃないと心で思った藍染だった。


藍「まぁ 僕がこの勝負に負けるわけないけどね。」


この声は桜にはまったく聞こえなかった。

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