第4章 美しい芽
「あ いた 乱菊ー!!!!」
乱「あら桜💕」
流魂街で桜が探していた人物。
十番隊 副隊長 松本乱菊。
絵に書いたような美人。
「ちょっとね 用事があったの!」
おしゃれのことなら乱菊と思っている桜。
そして成り行きをはなした。
乱「隊長になるの!?!?
すごいじゃない!! これはお姉さんも張り切っちゃうわよー!」
桜は乱菊に明日の就任式の格好のコーディネートを頼んだのだ。
乱「ちょうど雛森もいるし♪」
雛「話は聞いてました!すごいね!!」
五番隊 副隊長 雛森桃。
桜が女の子の会話が出来る人といったらこの二人を挙げるくらいの仲良し。
冬獅郎が桜に話しかけてくるようになってから仲良くなった2人。
「ありがとう!お願いしても大丈夫?」
乱・桃「もちろんっ!!!」
「やった!!ありがとう!」
それから一日中 3人で流魂街を回った。
髪飾りを買ったりあの甘党屋にいったり。
桜にとって初めての経験だった。
女友達とこうして遊ぶのは……。
そして気がつけば夕方だった。
「もう こんな時間かぁー……。
はやいなぁ……。」
桜がショボンとしてると乱菊が
乱「またこの3人で行きましょ!!
今日は本当にたのしかったわ!!」
桃「ですね!!!またきましょう!」
「うん!約束だね!」
夕日のなか3人は約束をした。
この約束が叶わなくなるとも知らずに……。