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Flower story 《 BLEACH 》

第21章 蝶の奪還 episode4






藍染「なんだって?阿散井君。」




阿散井「…断るといったんです、藍染隊長。」




藍染の威圧感にひるまず、恋次は藍染に答える。

その言葉に藍染は表情を変えずに言う。




藍染「そうか、君は朽木ルキアだけを
おいていくのが嫌なんだろう。ならば仕方がない。」




そういい、藍染は斬魄刀を抜く。




藍染「腕ごとおいてさがりたまえ。」




いつの間にか恋次の目の前に来ていた藍染は
恋次めがけて斬魄刀を振り下ろす。

なんとか逃げる恋次だが、ルキアを抱えていないほうの腕に見ているほうが痛いほどの傷を負う。

しかし、その瞬間……


ヒュンッ………‼




恋次「瀬戸川隊長‼」




藍染の後ろに桜が回り込み、
藍染めがけて刀を振り下ろす。

しかし……




藍染「君のほうから来てくれるなんてね、
嬉しい限りだよ水瀬くん。」




「いやッ…‼」




簡単に桜の攻撃をかわし、
正面から桜を自身の腕の中に閉じ込める。

必死に桜は抵抗するが、
男の力に当然かなうはずもなく……




藍染「まさか今回、欲しかったものの一つがこんなに簡単に私の腕の中に飛び込んでくるなんてね。」




「放してッ…!」




一角「桜を放せ、藍染惣右介‼‼」




一角が藍染に向かっていく。

しかし、それすらも簡単にかわし藍染は一角を斬りつける。




「一角ッ‼」




阿散井「一角さん‼」




藍染「やめてくれ2人とも。
元上官として君たちを死なせるのは心が痛むよ。」




笑いながら言う藍染。




一角「バカ言え、なにが元上官として心が痛む、だよ。だったらなんで雛森は殺したんだ‼」




藍染「彼女は仕方がない。
彼女は僕なしでは生きていけない。
私がそう仕込んだからね。
すこし手間をかけて死神同士で
吉良君と殺しあってもらったんだが
うまくいかなくてね。
だから仕方なく僕が殺したんだ。」




その言葉に恋次が怒りを覚える。




恋次「咆えろ『蛇尾丸』‼‼」




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