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Flower story 《 BLEACH 》

第21章 蝶の奪還 episode4






ルキア「……まさか、そんな…」




ルキアは目を見開き、驚きを隠せない。

目の前に、一護と桜がいる。

しかも、桜はあの時の姿で……。




ルキア「馬鹿者‼‼
なぜ二人ともここへ来たのだ‼‼」




一護「あ…ああ!?」




ルキア「一護、貴様ももうわかっているだろう!
貴様では兄さまには勝てぬ‼‼
今度こそ、殺されるぞ‼
桜、お前もだ‼
お前はここで殺されかけただろう‼
もう一度、死にたいのか!?
私はもう覚悟を決めたのだ‼助けなどいらぬ‼」




ルキアは一護と桜、
二人を見据え、叫んだ。




ルキア「二人とも帰れ‼‼‼」




--------------



砕蜂「……バカな…
斬魄刀百万本に相当する破壊能力…
その双極の矛を斬魄刀1本と
たった1匹の鳥で止めたというのか…‼」




京楽「七緒ちゃん、もしかしてあの坊やが
旅禍の彼が言っていた……」



七緒「はい、外見的特徴も
隊員たちからの報告と一致します。
しかし………」



京楽「………まいったねえ、
お久しぶりじゃないの桜ちゃん。
結局間に合ったのは、彼らのほうだったってことか。」




上空で双極を止めている人物から
目が離せない人物がひとり。




白哉「………桜………?」




双極が第二撃のために距離をとる。

それに気づいた一護と桜が構える。




一護「…来いよ。」




ルキア「よ、止せ一護、桜‼
二度も双極を止めることはかなわぬ‼
次はお前たちまで粉々にされてしまう‼」




ゴオオオオオオオオオ……‼




ルキア「一護、桜‼」




その時だった。


ガシャンッ!という音とともに、
双極の首が紐のようなもので絞められる。




勇音「う、浮竹隊長!?」




京楽「よう、この色男。
ずいぶん待たせてくれるじゃないの。」




勇音「京楽隊長!?」




浮竹「すまん、すこし解放に手間取った。
だが、これでいける‼‼」




浮竹が地面に突き刺した盾には、
四楓院家の家紋があった。




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