• テキストサイズ

Flower story 《 BLEACH 》

第20章 蝶の奪還episode3






こいつが更木剣八…‼



一護は、じっと相手を見る。




更木「なんの返事もねえってことは
始めちまってもいいのか?」




その瞬間……


ズン…




一護「‼」




一護はビリビリとした霊圧を感じ、
臨戦態勢をとる。


しかし…


ドサッ…




花太郎「あっ…あう…。」




一護の後ろで花太郎が倒れる。

岩鷲も膝をつく。




一護「おまえら…っ!」




岩鷲「馬鹿野郎、一護…。
俺らのことはいいから前見とけ…‼
じゃないとすぐにやられるぞ……‼」




一護「岩……」




?「あーーーっ、よだれ‼‼」




急に更木の後ろから、
小さなピンクの髪の女の子が現れる。

その少女は一護の肩に
ピョンと乗り、




一護「くそっ‼‼」




一護がその少女を振り払う。

少女はストンと地面におりて…




?「おこられちった……。」




剣八「バカ、おめーが悪ィ。」




一護はバッと斬月を構えて……




一護「岩鷲‼花太郎つれて先に行け‼」




岩鷲「お前、ソイツ相手に……‼」




一護「いいから、先に行け‼‼」




岩鷲「…………わかった‼‼」




岩鷲は花太郎を連れて先に行く。

しかし……




一護「3人のうちの2人が逃げたのに、
追っかけるそぶりもないのかよ……。」




更木「言っただろ。
俺はテメエと殺し合いに来たんだ。
テメエの仲間がどこで死のうが興味ねえな。」




一護「上等だ……‼」




更木「と言いたいところだが…」




一護「…なんだよ……」




更木「聞くがお前、女はどこにいる?」




一護は分かった。


こいつは桜を探しているんだと。

一角にでも聞いたんだろう。

だが、教えるわけにはいかない。


桜がなにをされるのかわからない。





一護「教えると思うのか?」




更木「だろうな。
まあ力ずくで聞くだけだ‼‼」




一護「‼‼」




/ 363ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp