第1章 はじまりの種
「いってきまーす!!」
今日も元気に出かける少女。
今日は流魂街のはじっこにある花畑に行く
予定だった。
しかしその予定はくずされる。
「ねぇねぇ君。
花畑に行くんだったら俺らもついて行っていいかな?」
そう声をかけられ振り向くと後ろには4、5人の20代前半ぐらいの男の人たちがいた。
いままで男の人にこれをかけられたことがなかった少女はたじろぐ。
「まぁ、とりま行こうぜ!!」
そう言って少女の腕をつかんで連れていく。
連れていかれてるうちに少女は気づく。
こっちは花畑の方向じゃないことに。
「いやっ!どこに連れてくの!?
離してよ!!!」
すると男たちはニヤッと笑い
「バレたならしょうがねぇな。
ちょっと静かにしとけ すぐ終わるからよ。」
少女の頬に小さな刃物を突きつけた。
そして震え出す少女の体。
「い、いやだ。助けてよ…………。」
その言葉もむなしく周りには木。
森に連れてこられた少女。
そしてその森にあった小屋の中に入れられる。
「いたっ!」
適当に投げられて少しばかり傷を負ってしまう少女。
すると一人の男に手を拘束される。
「な、なにっ!?!?」
「黙ってされるがままになっとけ……。」
また一人の男に足を拘束される。
怖さから少女の体は震えだす。
「可愛いねぇ震えてるし。
大丈夫 痛くはしねぇよ。」
そう言ってまた一人の男が少女の上に乗る。
「いやだ、いやだぁぁぁぁ!!!」
「うるせぇ!!!!!」
バキッ!!
ポタッポタッ…………
殴られた頬が切れて血がでる。
「うぅ………………。」
「よぉし いい子だ。
さぁ お前ら始めようぜ。」
「「「イェーイ!!!」」」
いやだ。助けて……。
そんな思いが頭をかけめぐるがその思いもむなしく着ていたものを脱がされていく。
「ヒューー。顔だけじゃなく体も綺麗だねぇ。」
「しかしこんなにも簡単にティンカーベルを
犯せるなんてな!!」
「俺 夢にまで見たティンカーベルだぜ!?」
「見とくことしかできなかったティンカーベルに触れるなんてな!」