第19章 蝶の奪還episode2
?「山田花太郎っていいます。」
一護・岩鷲「「逆に覚えにくいっ!」」
あの後。
岩鷲と合流した一護と桜。
そして大勢の死神に追いかけられていたところ、面倒くさくなり人質を取ろうとしたのだが捕まえた人質は四番隊の隊士で、追いかけてきていた十番隊の隊士たちは……
『そんなやつどうでもいいわ!(笑)』
『四番隊なんて嫌いですー(笑)』
大笑いしてバカにして、結局捕まえた隊士は人質にならなかったのでそのまま連れてきてしまった。
花太郎「僕は四番隊ですからね~。
人質なんかにはなりませんよ~(笑)」
おっとりとした喋り方で、
雰囲気を和ませる花太郎。
結局、花太郎も含めた4人で行動していた。
そして今、一護が目指しているのは白い塔。
一護「でも、どうやってあそこに行くかだよな。」
今、4人がいるのは地下水道。
ここなら人目にもつかないが外の様子もわからない。
「花太郎くん、なんか知らない?」
花太郎「みなさん、どこを目指しているんですか?」
一護「白い塔!!!」
「そんなザックリした説明で……(笑)」
花太郎「あぁ、ルキアさんのいる塔ですか?」
岩鷲「いや、わかったんかいっ!」
一護「そうだ!ルキアを知ってんのか!?」
花太郎「僕、知ってますよ。その塔への抜け道。」
花太郎の案内で地下水道を歩く4人。
花太郎の話によると、
花太郎は少しの間だけルキアのお世話をしていたことがあるらしく、その時の柔らかいルキアの物腰に驚いたが安心もしたらしい。
それからルキアと花太郎は少しずつ会話をするようになり、一護と桜の話も聞いていた。
一護についてはルキアはいつも悲しそうに、
ルキア『あやつの運命を私が大きく変えてしまった。』
そう、話していたらしい。