第18章 蝶の奪還episode1
岩鷲を仲間に迎え、6人と1匹に。
桜はあれは夢だと思い込み、
これから先のことに集中することにした。
そして空鶴が術を唱え始める。
夜一「始まったぞ!!!
みな、玉に霊圧を送れ!」
一護たちは一斉に霊圧を込める。
そして………………
ドォォォォォォン!!!!!!
玉が打ち上げられた。
空鶴「頑張ってこいよ……岩鷲…………。」
姉の優しい言葉は空に消えていった。
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玉の中では岩鷲が術を唱えている。
しかし…………
織姫「く、黒崎くんちょっと強い…………。」
一護「わ、わりぃ。すぐ抑えるから。」
石田「黒崎!もっと弱めろ!!!」
一護「これでも必死に抑えてんだよ!」
茶渡「一護…………。」
一護「わーかってるよ!!!」
なかなか霊圧が制御できない一護。
そのおかげで岩鷲の術も失敗し…………
岩鷲「やべぇ!ぶつかる!!!」
ガンッ!!!!!!
瀞霊廷の上にある膜にぶつかり、
なんとか膜は破れたものの
玉は弾けてしまった。
夜一「飛ばされるぞ!!!
みなそれぞれ近くにいるものを掴め!!!
でないとバラバラになってしまう!」
今だ空中の6人と1匹は必死に近くのものを掴む。
茶渡と織姫。
一護と岩鷲。
そして、茶渡が石田を掴もうとした時に、
石田の体が大きく飛ばされる。
石田「うわあ!!!」
茶渡「……くっ……!」
茶渡は織姫から手を離し石田の元に。
そして石田を織姫をところへ投げた。
すると茶渡の体は大きく飛ばされていく。
たった1人で………………。
一護「チャド!!!」
夜一「案ずるな、奴ならきっと生き延びる!
それよりも…………」
夜一は後ろを見る。
そこにはたった1人の桜がいた。
一護がそれに気づき岩鷲と共に
桜のもとに行こうとするが……
その反対側には織姫と石田が。