第18章 蝶の奪還episode1
次の日、桜たちは、
昨日、夜一が言っていた家を目指していた。
そして昨日と少し
容姿が変わっている人がいる。
一護「桜、なんだよその格好?」
「あはは(笑)
ちょっと夜一さんに着替えさせられた(笑)」
愛莉澄はここに来た時、
Tシャツに短パンと靴というラフな格好だった。
それすらも似合ってしまっていたが……
今はその格好に帽子にマスク。
髪の毛は全て帽子の中だ。
夜一「桜の場合 仕方ないじゃろう。
瀞霊廷に入る前に正体がバレてはいかん。」
そう。
昨日から流魂街で既に有名なのだ。
『美少女がいる。』
『高嶺の花のような女の子らしい。』
『1目だけでも拝みたい。』
本人は全く自覚がないのだが……
一護「ま、まぁそうだな。」
「まぁ、気にしないでね?」
織姫「でもその格好すら似合ってるよ~!」
「ありがと、織姫 (笑)」
そして歩くこと1時間。
ついに見えてきた……のだが…………
一護「わかりやすいどころのやつじゃねーだろっ!」
家の前には大きな手の門。
目立ちすぎていた。
夜一「だから言ったじゃろう。
すぐに分かると。」
茶渡「わかりやすすぎる…………。」
そして門番らしき人が2人いたが
夜一を見た瞬間に屋敷に通してくれた。
5人の中では疑問が生まれる。
夜一は何者なのか という……。