• テキストサイズ

Flower story 《 BLEACH 》

第18章 蝶の奪還episode1





「織姫、そろそろ代わるよ?」



織姫「あっ、桜ちゃん!大丈夫だよ!あと少しだし!」



そんなことを言いながらも織姫は汗だくである。

なんとかして代わりたいが……



「あとどれくらいかかるの?」



織姫「えーと……ご、5時間!」



「倒れるよ(笑)ほら、代わって!」



織姫「……ごめんね。」



「なに言ってんの、あたりまえでしょ?(笑)」



織姫はニコッとほほえみ一護たちの元へ向かった。

桜 は兕丹坊に向き直る。
痛々しい傷だった。


絶対に治してみせる。
そのための色蝶との戦いだったから。



「羽ばたけ白蝶。」



白い透明な蝶が兕丹坊の腕を囲む。
そして、そこに光が集まりだす。

愛莉澄の首で光っているネックレスは真っ白になっていた。

一護とペアのネックレス。



「がんばろうね色蝶。」



それに応えるかのようにネックレスは輝きを増す。

みるみるうちに兕丹坊の腕はくっついていった。

桜の肩にはコハク。

現世にいてもずっと桜のそばにいた。

コハクは思っていた。
ここにくれば自分も元の姿に戻れるのではないかと。
そして必ず桜を守る。

そう誓ってここにやって来たのだ。





腕を治している間、少しの事件が一護たちにおこっていたのをまだ桜は知らない。

/ 363ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp