第3章 種から芽へ
弓「よくも僕のきれいな体を床で汚してくれたね。罪は大きいよ!!」
一「(あれ)やるのか?」
弓親はうなずく。
そしてふたりの(あれ)が始まった。
一「いくぞ桜!!!」
また一角の突きが桜にせまる。
しかし弓親が動かない。
なぜ?そう桜が考えていると……
一「もらったぁ!!」
一角の突きが桜の肩をかする。
「っ!!!!」
そしてその一瞬。
桜の動きがすこし鈍った瞬間だった。
弓「縛道の六十一 六杖光牢!!!!」
6つの光が桜を拘束する。
ふだん十一番隊は鬼道は使わない。
それだけ二人は本気になっていた。
「なっ!!!」
身動きが取れない桜に追い討ちを掛ける。
弓「縛道の六十二 百歩欄干!!」
光のくいが桜にせまり桜を壁に拘束する。
六杖光牢で動けないのに百歩欄干で動きをさらに封印される。
一「おわりだ 覚悟しろ桜!!!」
しかし 桜は諦めない。
一角と弓親は本気。
本気で桜に勝とうとしてる。
しかしそれをさせないと思ったのか桜の霊圧がグンとあがる。
一・弓「「なんだ!?」」
そして桜はいう。
「……咲き誇れ 花姫!!!!」