第17章 太陽と交わす夏の約束
一護がまだレッスン3で喜助の攻撃から逃げ回っていた時。
テッサイはまだ桜の治療をしていた。
テ「桜殿、頑張って下され。」
こんなにもひどい傷を治すのはあの時の桜以来だった。
あの、コハクにのって空から落ちてきた時。
あの時もひどい傷だった。
テ「ムゥ、この霊圧は……!」
一護の凄まじい霊圧を感じたテッサイ。
同時に喜助のレッスン内容を知っているテッサイは一護が自分の斬魄刀を手に入れたことを理解した。
すると少し経ってから喜助の霊圧と一護の大きな霊圧を感じる。
テ「素晴らしい…………。」
何が起こったのかは見てなくてもわかった。
すると…………
ピクッ
テ「…………む?」
テッサイは下を見る。
そこには……………………
「一護………………?」
ゆっくりと桜の目が開かれた。