第16章 目覚めた太陽
そして。
つぎの日、2人は学校に来ていた。
?「オース黒崎、水瀬さん!!!」
一・桜「「えーと、はじめまして?」」
桃「ええっ!?黒崎だけじゃなくて水瀬さんまで!?
桃原だよ!!桃原鉄生!!!
黒崎、お前のこと何回空手部に誘ったと思ってんだ!?」
一「……えーと、すまん。」
「ごめんねぇ?
あたし人の顔と名前覚えるの苦手で……。」
そう言いながら一護と桜は席に座る。
そして一護は喜助から渡された薬を飲む。
喜『1時間に1錠ずつ飲んでください。
それと時間があれば桜さんに回復してもらっていてください。
そうすれば夜には傷の殆どが回復するはずッス。』
今日は終業式。
さすがに終業式には出た方がいいと2人は学校に来ていたのだった。
そして2人が1番驚いたことは………………
誰1人、ルキアを覚えていないことだった。
ルキアが座っていた席には先ほどの桃原が。
当然、誰1人ルキアのことを口にする人はいなかった。
これが尸魂界に帰るということなんだと2人は知った。
消えてしまう。
この世界からも人の心からもルキアの存在したすべてが消えて失くなってしまう。
まっしろに。