第15章 再会した空と花
恋「オラオラオラオラぁ!!!!
なんだテメェ!!その斬魄刀は見かけだけかよ!」
一「うるせーヤロウだな!!舌噛むぞ!!!」
恋次の素早い刀さばきに一護は苦戦していた。
一(なんだコイツ、速い!!!)
刀さばきの素早さでの勝負は無理だと考えた一護は
次の瞬間、思いっきり斬魄刀を振り下ろした。
しかしそれは恋次に飛んで躱され、そして……
ザシュッ!!!
恋次に肩を攻撃された。
恋「終わりだな。テメーは死んで力はルキアに帰る。そしてルキアは尸魂界で死ぬんだ。」
その言葉に驚き一護はルキアに目をやる。
ルキアは申し訳なさそうに下を向くだけだった。
その行動が嘘ではないことを示していた。
恋「しかしテメーもバカだな。
せっかくルキアがバレないように1人でてきたっていうのに わざわざ助けに来るなんてよ。
テメーみたいなニワカ死神じゃ本物の俺らには
傷一つ………………」
つけられない
そう言おうとした恋次だったが。
ヒュッ!!
一「おっと悪いな。話があんまり長かったんで
つい手が出ちまった。傷一つ がなんだって?」
恋「………てめえ!…………」
そう言って恋次は顎についた血をふく。
白「……気を抜きすぎだ恋次。」
恋「朽木隊長……...。何がスか!!
こんなヤツにはこのぐらいで………………...」
白「……その黒崎一護とかいう子ども……...
大虚に太刀傷をおわせて虚圏へ帰らせたと隠密機動から映像で連絡が入っていた...。」
一(……メノ……なんだって?
あの鼻デカノッポのことか?)
その話を聞いて恋次は驚き目を見開いた。
そして次の瞬間
恋「ふはははは!!!こんなヤツが大虚に傷を?
コイツの斬魄刀を見れば霊力を制御仕切れてないのが丸わかりだ!!
聞くがテメェの斬魄刀の名前は?」
一「ねぇよそんなもん!お前は斬魄刀に名前なんてつけてんのか?」
恋「やっぱりな。斬魄刀の名前も知らねえやつが俺に勝とうなんて二千年はやいんだよ!!
咆えろ 蛇尾丸!!!!」
そのとたん恋次の斬魄刀は形が変わった。
そして身の危険を感じた一護はとっさに身構えたが
ドンッ!!!
ジャアアアア!!
蛇尾丸の連なった刃の餌食となってしまった。