第15章 再会した空と花
ル「貴様……どうしてここに…………。」
石「ただの偶然さ朽木ルキア。
別に死神の霊圧を感じたから気になって飛び出してきたことへの口実づくりのために24時間営業のコンビニの袋を持ってきたわけじゃないぞ。」
ル(うわあ、これは嘘をつくのが下手とかのレベルじゃないぞ。
本当はコイツ頭悪いのではないか?)
そんな会話をしていると急に恋次がしかけてくる。
それを軽々と躱す石田。
恋「ごちゃごちゃ言ってんじゃねえよ。
こっちは質問してんだ。テメエは何者かってな。
まあ答える気がないならそれでいいぜ。
テメエを殺すことに変わりはねえからな!!」
石「石田 雨竜だ。」
恋「あ?」
急に名乗った石田。
石「自分を倒した相手の名前ぐらいは覚えておきたいだろう?」
恋「テメエまじで殺す……!!」
ル「よせ、恋次!!!!」
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
その頃。
一護は自分の部屋にある置き手紙を見つけていた。
《わけあって私は出ていく。探すな。
そして心配するな。この手紙は読んだら燃やせ。
それからできれば このまましばらく
どこかに身を隠していろ。》
手紙にはそう書かれていた。
そして一護は理解する。
尸魂界となにかがあり、周りの人達を巻き込まないために1人で出ていったことを。
一「……行くぜコン。死神化してルキアを追う!」
とは言ったものの………………。
一「どうしようっ!!オレ、ルキアがいねえと死神化できねぇじゃん!!!」
コ「なんだこら!?ぬいぐるみのせいなのか!?」
そんなことをして騒いでいると…………。
?「どうやらお困りみたいっスねぇ。
今回は特別にツケといてあげますヨン♡」
そこには一護の部屋の窓に座っている喜助の姿があった。