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Flower story 《 BLEACH 》

第14章 目覚めた花の新たな能力


石「ああ。そうだ。あんな霊絡は初めて見た。
教えろ。彼女は一体 何者なんだい?」


一「お前に教える義理はねぇな。」


一護は考えた。

コイツは今の俺らにとっては敵の可能性が高い。

だったら みすみす桜の正体をバラすなんてことはしない。


石「そうか。だったら賭けをしないか?」


一「賭け?」


石「そうだ。どちらが虚を殺すのに相応しいのか。
この勝負に僕が勝ったら彼女の正体を教えろ。」


一「なっ!!そんなこと 出来るわけが……」


石「怖いのか?」


一「……なんだと?」


石「怖いのかと聞いているんだ。僕に負けてプライドがボロボロにされるのが怖いのか?」


一「……その賭け、やってやるよ……!」


その言葉を聞いた瞬間、石田は笑った。

一護にバレないようにメガネをあげながら。


石「勝負の方法はこうだ。この虚用の« 撒き餌 »を僕がまく。
この餌につられて来た虚を24時間で何匹倒せるかの勝負だ。」


一「それって……町の人間が……」


石「そうだね。だが、この賭けにのったのは君だ。
今さら後悔するなよ……!!」


そう言って石田は撒き餌をまいた。

すると1分もしないうちに空には1匹の虚が。

その虚は石田が放った霊子の弓によって倒された。

その瞬間……


一「てめぇ、ふざけんな!!!!」


一護は石田の胸ぐらを掴む。

しかし石田は冷静に……


石「いいのか?黒崎 一護。
このままだと君の大切な人 危ないかもな?」


一「桜!!」


一護はすぐに石田から手を離して走り出した。


石「君は気づいていないのか黒崎一護。
君の周りには霊圧の高い人が山ほどいることに。
水瀬さんだけが危ないんじゃないだ。」


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