第14章 目覚めた花の新たな能力
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一「結 局!!!
まーた虚はいねえじゃねえか!昼間のも今のも!」
ル「私のせいだと言うのか!?
私は伝令されたことをそのまま貴様に伝えてるだけだ!」
一「だからその伝令機をさっさと直せよ!!」
またまた一護とルキアがケンカをしている時。
ふたりのもとにある人物が来る。
?「こんばんは。黒崎くん、朽木さん。」
一護が体に戻ったのと同時に声がした。
声の人物は真っ白な服に身を包んでいた。
一「誰だお前?なんで俺らの名前知って……」
?「黒崎くん、君は霊が見えるんだよね?」
一護の言葉を遮って喋る青年。
一「な、なわけねえだろ!」
一護が慌てて返事をする。
すると青年が空のある1点を見上げて言う。
?「新しい虚が来たね。」
そしてルキアの伝令機が鳴る。
ル「はっ、伝令だ!!」
一「ど、どこだ!?」
ふたりが慌てて伝令機をのぞく。
すると青年は指を指して…………
?「あっちだよ。そんなことも分からないのかい?」
青年の腕についていたブレスレットのようなものが
光り出す。
そして青年はそのブレスレットに手をかざしてその手を胸のところまで持ってくる。
すると青白い光の弓矢ができた。
?「疾ッ!!!!」
青年はそう言いながら弓を放つ。
その弓は見事に現れたばかりの虚に命中した。
一「なっ、何なんだお前!?」
?「僕は 《石田雨竜》。僕は」
雨「死神を憎む。」