第14章 目覚めた花の新たな能力
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啓「終わったあーー……
そして死んだぁぁぁぁぁ!!!!」
「啓吾くん、ダメだったみたいだね」
期末テストが終わって生徒達は開放感に包まれている中相変わらず騒がしい連中が。
啓「あぁ!!桜ちゃん!!!我が天使!!
そんな君にはこの俺からのハグをプレゼン……」
一「桜に触んなボケっ。」
啓吾が桜に抱きつこうとした時に
一護がすかさず間に割って入る。
そして啓吾にグーパンチ。
教室の床で啓吾がのたうち回っている時。
「一護、どーだった期末テスト?」
一「まあ ふつーって感じだな。
安心しろ啓吾。期末テストなんて人生においてさしたる意味を持たねえ!」
啓「よく言った一護!!それこそわが生涯の友……」
そう言って啓吾は一護に寄り添う。
そんな様子を見て桜が1切れの紙を啓吾の前に突き出す。
「そのセリフは結果が出てから言おうか。
これ、一護の中間の順位表。」
啓「あのなあ桜ちゃん。こんなもんこの学年のトップ50しかのらな…………」
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4位 水瀬 桜
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18位 黒崎 一護
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啓「ごゅー!?!?!?!?
が、学年で18位!?322名中18位!?!?」
一「うるせえなあ。」
「でも一護ってちゃんと勉強してるんだね。」
一「……この髪の色だといろいろ教員がうるせえからな。
とりあえず成績あげてれば何も言ってこねえし。
そのためだよ、勉強してんのは。」
「…………そっか。」
この時。
一護が《教員》としか呼ばなかったことに桜は寂しさを感じた。
その時だった。
ル「黒崎くん、ちょっと付き合って!!!」
伝令器を片手にルキアが一護を連れていったのは。
そしてその時。
ある人の肩に一護が少しだけ触れた。
その人はその一護が触れた部分を手で払った。