第11章 芽生える友情の花
一護は驚いていた。
あの人を振ったこと。
そして...............。
好きな人がいるってことに。
ル「...桜、好きなヤツがいるようだな。」
一「......あぁ。」
またしても一護の心は絶望に支配されていた。
好きなヤツがいるのに俺が側にいていいのか。
そんな思いが頭を駆け巡る。
すると.........
「......ねぇそろそろ出てきたら?」
驚いて外をそーっと見ると.........。
「一護とルキアに言ってるの」
桜がガッツリとこっちを見ていた。
バレていたのだ。
ル「いつ分かったのだ?」
「私のこと追いかけてきた時からかな?」
一「つまり、最初からな訳だ。」
そして一護はあの思いを口にする。
一「桜、好きなヤツいんのか?」
「あ、聞こえてたの!?///
そっちの会話聞こえなかったから聞こえないのかと......///////」
桜は顔を真っ赤にする。
さっきまでの桜はどこに行ったのかと思うほどに......。
一「で、どうなんだ?」
「............いるよ。」
一護は目の前が真っ暗になった気がした。