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Flower story 《 BLEACH 》

第10章 再会した記憶なき花


ヒュウウウ.........

少し強い風が吹く。

桜の髪が少し空を舞った時だった。


一「桜 おまたせ!!!」


「...一護...。」


一「悪かったな、遅くなって。
じゃ、帰ろうぜ。」


そしていつものように2人で並んで帰り道を歩く。

一護が桜を鞄をもって。

そして一護から話題が飛んでくる。


一「............なぁ桜。」


「なに?」


そして一護は決心して聞く。


一「...お前さ死神って知ってる?」


「死神?」


単刀直入すぎた。

たしかルキアがあの夜のことは記憶を消したと言っていた。

あの一護が死神になったあの夜のことは。


「しってるよ?」


一「え!?」


「なんでそんなに驚くの?
一護、死神なんでしょ?この前なってたじゃん。
そして朽木さん?
あの人も死神だよね。あの夜の死神は朽木さんでしょ?」


一「覚え、てん、のか......?」


「うん。あんな衝撃的なシーン忘れるはずないじゃん。」


一護は驚いた。

実際に襲われた家族でさえルキアの記憶を変えるやつで忘れてたのに。

そして一護は察した。

桜にはあの機械はきかないんだと。

また本題に入る。

これはルキアとふたりで話してて聞きたかったこと。


一「...桜さ、中学校の時とかどんな
やつだったんだ?
......やっぱ 今と変わんねーか?」


一護は手汗がやばかった。

緊張して。


「...........................。」


一「桜?」


桜が黙ってしまって不思議に思い顔を除くと.........。


一「なっ!!ごめん聞いちゃいけなかったか!?」


すごく切ない顔をした桜がいた。

そして桜が一護の顔を見て口を開く。


「.........私ね。
一年以上前の記憶、なにもないんだ...。」


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