第10章 再会した記憶なき花
ル「むぐぐ......!」
一護に口をふさがれたままのルキア。
いい加減 苦しくなり一護のお腹に肘鉄を
おみまいした。
一「いってぇ!なにすんだルキア!」
ル「...それはこちらのセリフだ。
せっかくの再開を!!!」
一「人違いじゃねーのか?」
ル「...は?」
一「桜はとぼけてるようには見えなかった。
あれは本気でお前のことを知らない
目だった。
しかも桜だって言ってたじゃねーか。
人違いじゃないかな ってよ。
お前の思い違いじゃねーのか?」
ル「ふざけるな!!!!
私が...私が桜を間違えるはずがないのだ...............。」
そしてルキアは床に座り込む。
肩は震えていて今にも泣きそうで。
一「...俺、いつも桜と帰ってんだよ。
今日の放課後聞いてやる。明日まで待っとけ。」
そしてルキアは明日を。
一護は放課後を待った。