第10章 再会した記憶なき花
「あ、一護。」
授業中 教室の扉が開き一護が入ってきた。
先生「黒崎、どこ行ってたんだ!?!?」
一「便所いってました。」
先生「...そうか。」
そして何事もなかったかのように授業が始まる。
なぜか不安になって後ろを見ると一護と目があった。
「...っ。」
一護は優しく微笑む。
その笑顔になぜか心が落ち着いた。
すると一護が口パクでなにかを言っている。
一『 ま え み ろ は ず か し い だ ろ 』
言葉を理解した桜も恥ずかしくなり
前を向く。
そしてふと気づく。
隣の隣の列の席がひとつ空いていることに。
すこし気になり後ろの織姫に聞いてみる。
「ねぇ あの席の人って誰?」
織「あ、そっか。桜ちゃんいなかったね。
あそこの席の人は朽木ルキアさん。
すっごい美人さんだよー。」
「朽木ルキアさん?」
織「そうそう。朝 黒崎くんを連れていっちゃった人。」
朽木ルキア。
その名前をなぜか知っていた。
授業が終わったあとに一護にも聞こうと
かんがえた桜だった。
「...あれ?一護は?」
休み時間 一護を探すがどこにもいなかった。
一護の友達の水色に聞く。
水「あぁ。一護なら屋上にいったよ?」
と 満面の笑みで言われた。
そして桜は屋上に向かった。