第9章 すすみだす花時計
?「私は...死神が見え鬼道を自力で解く人間.........。
それ程に霊的濃度の高い魂を持った人間など今までに見たことも聞いたこともなかった。」
そして桜はこの言葉の意味がわかってしまった。
?「.........おそらく奴の狙いは小僧 貴様だ。」
桜は一護から顔を背ける。
一護の顔が............悲しすぎたから。
一「......俺を狙ってきただと?
それじゃこれは俺のせいだってことか?
夏梨や遊子が血だらけになってんのも全部...。」
?「まて......私は別にそんなつもりで...。」
そして死神はこちらを向く。
その瞬間 虚がこちらに向かってくる。
「あぶないっ!!!!!!」
ドゴォン!!!!
桜の叫びもむなしく死神は虚に
攻撃され壁に激突してしまった。
一「死神!!!!
............いいかげんにしやがれ。」
一護は虚の方を向く。
「一護............?なにする気?」
死神もゆっくりと頭を押さえながら立ち上がる。
?「く.........。
敵前で背後への集中をおとるとは迂闊だった。
無様な...............!?!?!?」
死神も一護が虚に向かっているのを見て言葉を失う。
一「よぉ......お前俺の魂が欲しいんだろ?
だったら俺とサシで勝負しろ!!
他の連中は関係ないだろ!!!
俺を殺して奪ってみろよ!?!?」
「一護 バカなのっ!?!?!?」
?「バカものが!!!!!」
桜と死神がふたり同時に一護の元へ
走る。
バギンッ!!!!!!!