第9章 すすみだす花時計
ボタボタッ。
赤い血の池が地面にできる。
ゴギャァァァァァ!!!!!
虚も叫ぶ。
ドサッ...............。
一「なっ!?!?死神!!!!!!」
死神が一護をかばって虚の攻撃を全身に受けてしまった。
同時に飛び込んできた桜を横に突き飛ばして..................。
?「...はぁ.........こ、の たわけが......。
貴様の力ではかなわんということは承知しているだろ............。
それとも自分の魂さえくれてやれば全て終わるとでも思ったのか...。
どちらにしろ たわけだ...............。」
血まみれになりながら死神は途切れ途切れで言う。
一「悪かった.........俺はただ...............。」
?「気にするな.........と言いたいところだが残念ながら今の私では奴と戦えそうもない。
このままでは全員 奴の餌になるのを待つだけだ。」
一護は自分の行動に責任を感じ唇を強く噛む。
手にも力が入る。
このままじゃ桜まで死ぬ。
?「.....................家族とその女を助けたいか?」
一「あるのか!?!?
助ける方法が!教えてくれ!!!」
?「ひとつだけ.........いや ひとつしかないと言うべきか。」
そして死神は自分の刀を一護に向ける。
そして言う。
?「貴様が死神になるのだ!!!!」