第9章 すすみだす花時計
ドゴッ!!!
ドシン!
一「お前らココどけ。」
一護はヤンキーの軍団の中の1人を蹴倒して
言った。
ヤ1「なんだぁ!?イキナリでてきて 山ちゃん蹴倒してその上俺らにココをどけだと?」
ヤ2「何考えてんだテメェ?死ぬか!?
かわいい彼女連れやがってコラ!!」
かわいい彼女。
一護の後ろにいた桜のことだった。
一護はまたもや桜を庇うように立っている。
一「最後のやつはもうケンカじゃなくて
妬みじゃねぇか.......」
ヤ1「あぁん?」
一「.....................。」
一護が黙っていると逆ギレしたヤンキーの1人が突っ込んでくる。
一護はその場から動かずにヤンキーの顔面に
綺麗に蹴りを入れる。
ヤ2「あぁ!トシりんがやられた!!!」
ヤ3「あんなのとケンカしたら確実に殺られる!」
一「ギャーギャーうるせー!!!」
と言いヤンキー2の頭にまた蹴りを入れる。
桜は後ろからその様子を見ていた。
一「お前ら全員アレを見ろ!!!」
そして桜の後ろにあった花瓶を指さす一護。
一「問1!!
アレは一体なんでしょうか!?
ハイそこの1番臭そうなお前!!!」
「一護、臭そうって...............」
一護はそう言って1人のヤンキーを指さす。
ツッコミをいれる桜。
ヤ2「......こ、この間ココで死んだガキへのお供えもの............」
と答えると.........
一「大正解!!!!」
ドゴッ!!!
またまた蹴りを入れる一護。
ヤ3「ミッちゃーん!?!?」
蹴られたヤンキーの仲間が心配しているが
気にすることなく問題は続く。
一「問2!!!
じゃあどうしてあの花瓶は倒れているのでしょうか?」
ヤ3「そ、それは俺らがスケボーしてて、
倒しちゃったから...............?」
一「...............そうか。」
ヤンキーたちに緊張の糸が走る。
一「それじゃあコイツにあやまんなきゃなぁ!?」
そう叫ぶと出てきたのはあの少女の幽霊だった。