第8章 記憶なき花
「............い、ちご?」
一「...ん?」
どうしてだろう。
彼の名前を聞いた時になにかをおもいだしそうになったのは。
懐かしい感じがした。
「...ううん。なんでもない。」
気のせいだろう。
そう思い口を閉じる桜。
一「そっか。なんかあったらなんでも言えよ?
何があっても俺はお前の味方だからな?」
そしてポンポンと頭をなでられる桜。
何があっても俺はお前の味方だからな?
その言葉が嬉しかった。
胸が暖かくなった。
「...帰んなくて大丈夫なの?」
一「んーじゃあそろそろ戻るわ。
帰るとき また来るからそれまで寝とけよ?」
「...一緒に帰ってくれるの?」
一「あたりまえ。心配だしな。
じゃあな?」
そしてバタンという音とともに一護は保健室を出ていく。
優しかった。
何もかもが。
「.........寝ようかな。」
一護に言われたとうりに目を閉じて眠った。
その時 一護は。
一「チャドー。いるかー?」
だいぶ遅れて教室に到着。
チャドといわれる人物を探してる。
茶「.........む 一護か。」
一護の後ろから声がした。
後ろを振り返ると案の定 チャドがいた。
一「ようチャド!!先行なんも行ってなかったか?」
茶「......あぁ。問題ない。」
そんな会話を繰り広げていると............。
?「うわぁぁぁぁぁ!!!」
校庭の方から声がした。
男の叫び声が。
一護と茶渡 泰虎が窓から除くと......
?「だれだよアンタ!
俺は違うって言ってんだろ!?」
ヤ「じゃあさっさと黒崎をだせ!!
じゃないとお前から始末するぞ!」
他校のヤンキーが校庭にいた。
そしてこの高校の生徒につっかかってる。
一「なっあいつ!!!」
そのヤンキーは前に一護がボコボコにした
ヤンキーだった。
そのヤンキーが一護を探してここまで来ていたのだ。
ヤ「さぁ はやく!!!
はやく黒崎出てこい!!」
?「いいやぁぁぁ!!!」
一護は教室から駆け出した。