第6章 真選組
雪)あー‼︎楽しかったです✨
近)よかった。雪もなかなか強かったな!
卓球も終えて私たちは歩いて屯所までの道のりを歩いていた。
土)はしゃぎ過ぎだ。
雪)土方さんだって十分はしゃいでましたよ。
沖)本当、土方さんは子供ですねィ。
そんな話をしながら楽しく歩いているときだった。
〈グサッ〉
雪)‼︎……っつー…
うしろから私の肩に何かが飛んできて刺さった。
クナイだ。
土/沖/近)っ⁉︎
近)大丈夫か‼︎
膝をついた私に近藤さんが近付いて支える。
土方さんと沖田さんは辺りを見渡しているが敵はいなくなったようだった。
土方さんがすぐに私に駆け寄ってくる。
土)大丈夫か?…結構深いな。とりあえず抜くぞ‼︎
少し痛いが我慢しろ。
土方さんがクナイに触れる。
雪)抜かないで‼︎