第4章 行方
銃弾は私の足に命中。衝撃で倒れてしまった。
土)おい‼︎大丈夫か‼︎
真選組が私にかけよると私を追っていた男は逃げて行った。
横腹と足の出血で頭が朦朧とする。
土)しっかりしろ!
真選組の一人が肩を抱いて揺さぶる。
雪)…大丈夫です…すいません。
思わず真選組の方に走って来ちゃったけどダメだ。
この人たちは私を追ってる…早く逃げないと!
土)そうか。ちょっと待ってろ!
そう言うとケータイをおもむろに取り出した。
救急車を呼ぶらしい。
雪)いえ‼︎もう大丈夫なので!
私はふらつきながら立ち上がるとその場を去ろうとした
土)おい雪‼︎お前咲良 雪だよな?
雪)そうですが。
土)姫様が探してる事知ってるよな?なんで逃げるんだ?