第4章 行方
〜雪 said 〜
?)おい。動くな
〈カチャ〉
低い男の声が耳元で聞こえた。
腰のあたりに刀が当てがわれている。
雪)…だれ?
私は振り向かずに男にたずねた。
?)…咲良 雪だな。
雪)っ⁉︎
私その瞬間その場から逃げ出そう動いた。すると
〈ズシュ〉
男は私の腰に当てていた刀で勢いよく斬った。横腹から血が流れる
しかし私な構わず走った。
?)まてぇー‼︎
大声をあげて男がおってくる。
私は必死に走り続けた。
大通りに出ると真選組がこちらに気づいた。
私が咄嗟に真選組の方向に走り出したその時
〈バンッ〉
一発の銃声がなった。