第11章 最終決戦?
【魔王バターが現れた】
「しかし、寧音も随分と生意気になったものだな、拾ってやったのは誰だろな?
『!?』
寧音は精神的で戦闘不可となった
【寧音過去】
私の村は燃やされて居た
村の人は私以外の全員が亡くなった
私はただ、一人生き残ったけど
食べるものもなかった、そんなとき救ってくれたのが魔王バターだった
『アナタは誰?』
「私の名前はバター、何れか
この世界を制する男、貴様を私の娘として迎え入れよう」
嬉しかった
私を引き取ってくれるなんて
それからは悔いなく過ごせていた
でもこれを知ってからは変わった
奴らが私の村を燃やした犯人だったとはね
私はそれを訴えた
そしたら彼はこう言った
「ふw貴様が騙されるのが悪い」
そう言ってスタンガンを当てられたのだ
『………』
『それならさ、過去なんてもう過ぎた事だし、また新たな道を進めばいいんじゃないの?』
鹿尾菜さんが言った
『え?』
『今は俺らが居るし、お前は一人じゃない!だから過去なんて振り返らず前を見ろ!』
『鹿尾菜さん……』
「な、何!?」
『本当にアナタは、人の過去をほじくる事しか出来ないのかしら!あ、そうね…それじゃあ戦いではなく言い合いよ、ただのガキね』
【梓は精神ダメージをバターに放った】
「うっ…」
バターは1000のダメージを食らった
『とにかく、力を合わせて頑張ろう…な?』
『はい!』
【鹿尾菜と寧音はニューレコードファイを放った】
「グァァァア…」
随分と効いてるようだ
『さてと、これで最後だな?バター』
「ま、待て!止めてくれ!話を聞け!」
『話など聞く必要なんて無い!』
「………」
『聞いてあげましょう』
『ああ…』
「俺は……」
『ん?』
「俺は…昔、捨てられていて、それで捨てた親を復讐しようと思い、魔王になった
だが、間違いだったようだな』
『………』
「ほら!殺すなら、早く殺せ!」
『んじゃあ、遠慮なく』
『『シックスリングアイアロー』』
「グァァァア!」
『この必殺技は炎も含まれてるからな、魔王バターは名前通り、溶ける』
「な、何故弱点を………」
『え?適当』
「ふwよくぞ見破った…」
(バテ
こうして赤灯達は魔王バターを倒し
平和を取り戻したのであった