第10章 魔王バターの城
こうして俺らは再開したのであった
『おお、末桜達…痩せたか?』
『当たり前よ!四週間も食べたりして無いのよ!』
『それは、大変だったな…』
『ええ』
『とにかくこの門を開けようぜ?』
『しかし、名前が書かれてる6つのボタンと謎々が書かれてる…』
『何だって?』
『えっとね、炎が初めに灯される時、森で気分が悪い人がお金、ラベンダーを交換して
その直後に雪となる…だってさ?』
『何だ、そりゃあ?』
『よくわからないな…』
『でも、これを解かなきゃ進めないんでしょ?』
『そうなんだよな…』
『問題点としては、何故俺らの名前のボタンがあるんだ?』
『さあ…』
『共通点よ…』
『え?…』
『良く、考えてみなさい、赤灯は名前の通り赤=炎も赤、私は緑町 梓、苗字に緑が付いてるわ、だから緑=森ね』
『てことは…気分が悪いのは…』
『もしかして、真っ青って意味かな?
真っ青だと青が使われてるし、私の名前も青咲 末桜で青が使われてるし!』
『てことは僕の苗字は黄都だから黄=黄金=金って事か』
『んで、俺が紫色芋で、ラベンダーの色、寧音ちゃんは白雪だから、雪で表すのか』
『多分、そうだと思ったわ』
『てことは!押すのは 俺、梓、末桜、由真、鹿尾菜さん、寧音ってことになるのか?』
『でも、文章には金とラベンダーを交換すると書かれてるので、その二つは逆だと思います!』
『うーんじゃあ、俺、梓、末桜、鹿尾菜さんら由真、寧音か!』
『そう言うことね』
『じゃあ押すぞ』
(ポチ
(ゴゴゴ
『あ!扉が開いたよ!』
『それじゃあ行くか』
『うん』