第9章 最終戦の、前に
『うぁー!凄く美味しそう!』
『それはそうだ、この野菜畑村は名前の通り野菜がとても採れるし新鮮だ』
『流石だね!』
『当たり前だ!』
「それじゃあ食べるかのう、いただきます」
『『いただきます!』』
『…グスン』
『!?どうした?寧音!不味かったか?』
『いえ…とても美味しかったのでつい…泣』
『そうか…てっきり不味かったのかと…』
『いえ、とても美味しいです…(泣)』
『そいつは良かった!』
『うんうん!っで!このシチューは皆で作ったのよねー!』
『そうね』
『それにしても、いよいよ最終戦か…』
『だな…』
『そしたら、皆に会えなくなるのかな?』
『いえ、そんな事は無いわ会えるわよきっと』
『だね!』
『そもそも、魔王バターとはどういう奴なんだろう…』
『寧音ちゃん知らない?』
『いえ…何も…』
『うーん…そうか…』
『とにかく今日は遅いし、明日に備えて寝ましょう…』
『そうだな!』
『じゃあ皆おやすみ』
『『おやすみー』』
こうして俺らは明日の魔王バター戦に備えて
寝た