第6章 デーモンとスナイパー少女
【赤灯、梓視点】
『ついボスに会えるのね…』
『そうだな!』
『貴方はどうして勇者になりたいと思ったの?』
『え…』
(親に無理やりやらされた何て言えない…)
『まあ、憧れだったから』
『そう…』
『と言うか、そろそろ着くよ』
『そうね』
『じゃあ開けるよ?』
『ええ』
(キー
俺らはドアを開けた
「フフフ待っていたよ」
敵は仮面を外した、その瞬間梓は震えていた
『な、成田…』
「やっぱり君だったんだね?梓ちゃん、いや…殺し屋少女」
『梓、こいつと親友なのか?』
『成田 正純…母の仕事の上司よ…何故貴方が?』
「僕はこの村が好きでねー?僕はあそこの村のキリシタンになろうと何回も人に話しかけたよ、でもまともに話など聞いてはくれなかった、何故なら梓お前が居たから」
『え…』
「皆、僕ではなく梓、お前を愛して居た、だから僕はこうやって人を閉じ込めた」
『それだけで…』
「それだけ、じゃないお前の母親も余計な事をして…殺してやった」
『え?今なんて?』
「だからてめーの母親を殺してやった」
(バーン
『貴方が私のお母さんを殺したのね!』
その瞬間、梓の目つきが変わった
まるで殺し屋みたいに
「フフフ、ついに本性を現したな!」
『お、おい!梓しっかりしろ!』
『よくも私のお母さんを!』
するとどこからか声がした
「梓!赤灯!」
『由真!皆は?』
『無事、助けた 今は未桜に見てもらってる』
『良かった!っで今この状態なんだけど…』
『大変だな…』
『俺たちは見てるしか無いな…』
『1対1の勝負か…』
『でも、ピンチならば助けるぜ!』
何とかボスの所まで来た3人は
果たしてボス、デーモンを倒す事は出来るだろうか