第5章 キリシタン教会からの出発
『でも、あそこまでどう行くんだ?』
確かに見た感じ、吊り橋も何も無い
『決まってるじゃない』
すると彼女は呪文を唱えた
『エルミニック フォース』
すると何故か僕らは宙に浮いていた
『うぁ!?浮いてる』
『私、憧れてたのよね!ピー○ーパンみたいに空を飛べるのを!』
『俺も!』
『二人ともどんだけ夢見がちなのかしら、早く渡たって、城まで飛ぶわよ』
こうして僕らは無事橋を渡り城に向かっていた
するとどこからか声がした
「ヒヒヒ、そうは行かないぜ」
『誰だ!』
声のする方を見ると
そこには烏が三匹居た
「俺様は長男のカラスン」
「俺は次男のカラフン」
「最後にオイラが三男のカラッセロ」
『うわー覚えにくそう』
「うるせえ!デーモン様の城には近づかせねえぜ!」
「そうだ!そうだ!」
『戦うしか無いのか』
『そうみたいね…』