第4章 親父の浮気
走る車の中で…
藍
「お願いがあるんやけど…家の鍵を渡すから買い物して、ご飯を作って…うち、帰ったら…ちょっとやる事があるんよ…どうしても、今日やらなアカンのよ!」
智明
「いいよ!貸しね〜♪ヤクザの貸しは高利貸よ(笑)」
藍、自宅の鍵を渡す…
藍
「おおきにな!」
……自宅近くの駅からバイクに乗り、アンテナを持って自宅に戻りバイクを停めて蔵を開けて二階に上がる
藍
「さて、アンテナを組み上げますか!」
アンテナを組み上げ、アンテナを蔵の屋根に固定する。アンテナと無線機を繋げて、上手く配線をして蔵の中に引き込み蔵の無線機の電源を入れ、外に設置出来る小型無線機の電源を入れてキッチンの外に置く
智明
「冷蔵庫に材料は入れたから、何を作ろうかな?おかずか…お浸しに、煮物とか色々作っておけばいいな!」
藍、蔵で無線機から聞こえて来る独り言に笑う。電波は良好…敷地内だから当たり前か!蔵からキッチンの外に行き無線機を回収する
あとは小型カメラをどうやって設置するか…飯山の息子をいいよって誑かすか…智明、怒らないよね?あとはダンスが上手いクラスの山田とピッキングが上手いのは…明日、みんな来るから決めよう!無線機の電源を落として蔵を閉めて自宅に帰る
藍、玄関を開けて自室に戻り、ワンピースから部屋着に着替えてキッチンに行く
藍
「お浸し出来たの?」
智明
「なんで、知ってるんだ?」
藍
「うち、人の心が読めるんよ〜♪」
智明
「正直に言わないと…」
藍の両方の頬っぺたを伸ばして、チュとキスをする
藍
「痛いし、喋れないやん!(泣)智明はチュー太に(泣)決定(泣)うしょ(泣)です。」
智明、藍の頬っぺたを両方抓る