第4章 親父の浮気
智明
「逃がしませんよ!さて、デートしましょう❤︎」
藍
「お腹いっぱいやから…飯はいらんよ!」
智明
「七瀬さん、それでは失礼します!」
藍の手を握り、事務所前に停めてある車に乗り込む
智明
「自宅まで!」
車には二人が前に乗っている。そのまま、新宿に向かい走り出す…
藍
「仕事は?終わったん?」
智明
「今日は終わり…あとはナイショ!」
藍
「??そうなん?」
……静かな車内に藍の携帯が鳴る
藍
「うちや!ヤッパリ…やね!うん、そうか…判ったから引き続き情報ヨロシクな!」
智明
「動きがあったようだね!」
藍
「加藤のオッさんの息子が敵対している暴走族の頭は喝上げをして無い、下っ端の3人が集まって喝上げをしてる。その喝上げをしている3人の1人が飯山の息子やった!前妻の息子が飯山に金を渡してる…」
智明
「まあ、良く調べるね〜感心!」
藍
「みんな親父がヤクザやからね!子供は親を見て育つんや!お仕置きもな!(笑)」
マンションに到着して車から降る。藍は荷物を持ち智明に手を引かれながら部屋に行く、玄関を開けて
智明
「どうぞ!」
藍
「お邪魔します…」
靴を脱ぎ、手を引かれて部屋に入る。もう一つの洋室は白い毛の長いラグが敷いてあり、ガラスの机がある。ソファも白い…
智明
「藍の部屋だよ!作ったんだ❤︎ベットは無いよ〜♪一緒に寝るのはオレの部屋だからね!ソファの上の箱開けて見て!」
藍、ソファの上の箱を開けると…白の可愛いモコモコな室内着だった。下はズボン、上はチャックのパーカーでフードが付いている…白ですか…
藍
「おおきにな!嬉しい!(笑)…うちのイメージは白?」
智明
「いつも、白を着てるから!好きだと思ってね!着替えてみて!オレも着替えてリビングで待ってるから!」
智明、部屋を出て行き着替えに行く
藍
「部屋着は楽だからね!」独り言を言う
着替えの荷物の上に脱いだ洋服を畳み、リビングに行くと智明は着替えてリビングのソファに座っている
智明
「ヤッパリ!可愛いモコモコ!こっちに来て座って!手を出して!」
藍、隣に座り、手の平を出すと鍵を渡される
智明
「いつでも来ていいからね〜♪365日出入り自由よ!禁欲生活を見てくださいね〜♪」