第4章 親父の浮気
……小型カメラを取り出して、チェックする。
電源を入れて、小型カメラの前を歩いてみる…これはこのままでええな!人感センサー機能付きこれは、犬のぬいぐるみに仕掛ける。
一昨日のスタンガンは威力が大き過ぎたから、今回は……まあ、ひとはず、分解して……うーん、どないしょう、あっ!警棒があった……から…セッセ、チマチマ…………チマチマ、ハンダでジュ!ジュ!ここをこうして、威力をあげて……チマチマ、ジュ、セッセチマチマ……。出来たで!試したいが……電源を入れて…見る!よし、大丈夫そうやな…完成!
時間を見たら夕方、6時……24時間を回っていた。お腹が空いたかも、自宅に帰り風呂に入ってカレーを温めて食べる。弁当箱と食器を食洗機に入れて洗い、自室に戻り寝る
……朝、外がうるさい。時間を見ると…6時…誰やねん…渋々、玄関を開けると上田のオッさん…
藍
「お早うさん!どないしたん?」
上田のオッさん
「親父が刺された……。」
……藍、刺されても死なない人や…
藍
「支度をするから、ちょい待ち!」ニヒ!
自室に戻り仕度をして、玄関の鍵を閉める。蔵に行き…ぬいぐるみを持って…蔵を閉めて、渋々、上田のオッさんの車に乗る…車がゆっくり走り出す
藍
「どこの病院?」
上田のオッさん
「俺の事務所にいますよ!ちょっとした事情がありまして!まあ、着くまでゆっくりとして下さい。車の中ですがね。」
藍、素直に寝てしまう…目が覚めて、時計を見ると7時…携帯を出して、電話をする
藍
「龍太、今日は休むから迎えは要らんよ!あと、龍太のお母さんに荷物が届くから立ち会うように言ってや!バイクが来るんよ!よろしくや!」
上田のオッさん
「親父の心配はしないの?」
藍
「親父はヤクザや!いつ死んでも、捕まってもいい家業やからな!心配してもはじまらん。」
上田のオッさん
「肝が据わっていい❤︎お嫁に来な!」
藍
「上田のオッさんは30歳位やろ!子供相手にすんなや!」
上田のオッさん
「30歳は酷いな〜!24歳の体力、精力、テク、バッチリ!子沢山希望!花の独身、未婚どう?好条件だと思わない?藍はあと、3年もしたら結婚出来るよ!16歳になるしね!本家の婿さんも魅力だしね〜!」
藍、みんなで五月蠅くてかなわん……