第4章 親父の浮気
龍太
「一昨日の事で皆んな東京に行った。会議するんだって!」
藍
「省吾、柳田組の事務所が知りたい!」
省吾、携帯を取り出して操作する…
省吾
「ここだよ!」
省吾、携帯を藍に見せる。藍、自分の携帯に住所を入力する
藍
「おおきにな!」
チャイムが鳴り、授業が始まる。宿題のプリントを提出する
……4時間の授業が終わり、教室で弁当を食べる
龍太
「藍、弁当にカレーって!」
藍
「オカンが居らんし、哲也にカレー作って貰うたんや!美味で!」
健二
「うまそう!カレーの匂い!」
省吾
「ねえ、藍、静岡の柳田組に行くの?」
藍
「行くよ!見学や!ちょっと、作るもん作ってからや!うち、飯食ったから帰るな!代返よろしくや!」
藍、弁当を片付けて鞄を持って龍太と帰る。自宅着いて、着替えて龍太と駅に行き電車に乗り、秋葉原に行く
秋葉原の電気街を抜けて、細かいプラグや小型無線機、ボイスレコーダー、スタンガン、小型カメラなどを買漁る
龍太
「今度は何を作るの?また、怪しいもの?好きだよね〜昔から細かいものつくるの!」
藍
「うち、そのうちにドラエ○ンを造るで!」
折角来たのでカフェでお茶をして帰る事にする…藍はアイスコーヒーにミルククレープを頼み、龍太はアイスコーヒーにチーズケーキを頼んで席に着く
龍太
「静岡の柳田組に行く時は言ってよ!絶対だよ!約束して!」
藍
「何を言ってるんや!(悪)君たちは、うちの奴隷や!うちの言うことは絶対や!」ニヒ!
……藍、人参は何にするか?まあ、時間があるからな
龍太
「食べたし、帰ろうか!」
食べたトレーを片付ける
藍
「そうやね!明日はうち、学校休むから迎えは要らんよ!龍太は学校行きや!」
龍太
「作るのに蔵に篭るんだろ!程々にしろよ!」
駅に向かい電車に乗って帰る。自宅に着き、蔵に向かい鍵を開け二階に行く、買って来たものを開けて行く
小型無線機を分解し、必要な部分だけを取り出し…周波数を合わせ…セッセ、チマチマ、パチン、ジュ!セッセ、セッセ、チマチマ、チマチマ……押さなくても話が聞けるように……ここをこうして……セッセ、チマチマ、ジュ!ジュ!……で、こっちの小型無線機は、分解して……周波数を合わせて……チマチマ、チマチマ、ジュ、ジュ!これでよし