第4章 親父の浮気
哲也
「はっ…本気?で言ってる?」
哲也、藍の手首を強く握る…
藍
「うち、恋愛がなんなのか?まだ、分からないんや!みんな大好きな人や!誰か1人だけは選べん…うち、夢を叶えるまでは……哲也はいい人や、うちは中学生や本気になる方が可笑しいんよ!子供やで〜♪」
……藍、風呂から出る
哲也は風呂から出て、シャワーを出し頭を洗い流す。体を洗い顔を洗ってシャワーで流し風呂に浸かる
風呂に浸かりながら、中学生か……あっと言う間に高校生になるんだよな…何を焦っているんだ…オレ…妹を取られる感覚なのかもな…さて、出るか
藍は風呂から出て、爺さんの部屋に行きテーブルの上の手紙と一緒に札束を持ち、自室に戻る。押し入れを開け押し入れの天井を開けて、上にのぼる。ハイハイしながら、隅に行き、また、天井に上ると三畳広間があり、ミニ金庫にお金を入れて、ハイハイしながら戻り押し入れの天井を閉めて寝る
……朝
目が覚めて時計を見たら5時、足がまだ痛いし眠いので二度寝を決めて寝る
親父
「☆#%○#%#*○☆♪」
……ガツン!痛いで……藍、目を覚ます
藍
「親父?お早うさん」
親父、押し入れから藍を抱き起こし、抱っこして居間に行く
親父
「お寝坊さんの娘や!」
居間には全員いた……親父は藍を降ろし
親父
「みんな帰るから挨拶し!」
藍
「お早うさん!みんな、おおきにな!楽しかったで!」
上田のオッさん
「来週な!待っるよ〜♪」
加藤のオッさん
「また来るからな!」
和泉のオッさん
「何があったら、長ドスつかいなよ!」
親父
「来週な!」
……皆んなそれぞれの車に乗り込み帰って行った。時計を見たら9時、顔を洗って自室に戻り着替えて居間に行く
敦
「オレも夕方には兄さんと東京に行きます。来月の中間テスト前には戻ります。」
藍
「ほとぼりが冷めるまでや!なっ!」
哲也
「オレも仕事があるからな!余り来れないからな!」
藍
「しんみりするなや、哲也は出かけるで!うちは買い物があるんや!付き合い!飯は買い物が終わったら行くで!」
……身支度をして、敦は車の運転、哲也は買い物を付き合う…来たのはバイクショップ!たくさんのバイクを見て、スクターの2人乗りを見つけてじっと見る…これや!」