第4章 親父の浮気
藍は皆を起こさないようにテーブルの上を片付けて、コップやお皿をキッチンに運び、食洗機に入れて行く。まだ入るので居間に戻りテーブルの上を片付けてキッチンに行き食洗機に入れ、洗剤を入れボタンを押す。
飲んだビンや缶も片付けて行く……哲也が起きて来て、冷蔵庫の中から水を取り出し飲む
哲也
「皆んな飲み疲れて寝てるな!さて、片付けを手伝いますか!」
2人で静かに片付けて行く、お皿やコップは哲也が洗って行き、藍はゴミをまとめて行く…大量なゴミになって行く…。キッチンから外に出て分別したゴミを置く
キッチンに戻りテーブルを拭くために居間に行きテーブルを拭いていると、寝ていた上田のオッさんに突然、足を掴まれて転ぶと横になっている上田のオッさんに抱き止められる
藍
「危ないやろ、何したいんや!片付けてるんや邪魔したらアカンやろ!」
上田のオッさん
「お前、今日みたいな事がこれから増えるぞ!東京に親父と一旦来い、ここは手薄だ!守りたくても守れない。抗争にもなってもおかしく無い!拉致された女の結末は悲惨だぞ、守ってやるから東京に来い!」
藍
「心配してくれておおきにな!うちなら大丈夫や!まあ、週末は遊びに行くで!オカンが居ないから、美味いもん食わしてや!来週の金曜日の夜に行くから約束やで!」
2人で起き上がり、携帯番号を交換する。時間や場所は電話で連絡してくれる事になった
藍
「ほれ、みんな起きろや!最後に起きた人は全員にウナギをご馳走するんやで!」
藍は全員起こす……みんな一斉に起きたが最後に起きたのは加藤のオッさんだった
おカマさん御一行を始め、龍太親子、健二親子、省吾親子、大空さんが帰って行った
藍は残った人の人数を数える。うち、親父に上田のオッさん、和泉のオッさんに加藤のオッさんに哲也に敦…7人!藍はうなぎ屋に携帯から電話する
藍
「プルプル…七瀬ですが、うなぎの特上を7個お願いします。はい、宜しく!」電話を切る
「オッさん達は風呂に入ってき!浴衣用意してあるからサッパリして、ウナギで飲むで!加藤のオッさんは金よこしや!ウナギ分や!」
加藤のオッさんから4万を受け取り、敦と哲也を連れて、和室50畳に行き布団を敷き居間に戻る
哲也
「出したテーブル片付けたら終わりだな!」