第3章 GW合宿
お一人、ボケとツっ込みをして階段を駆け上がっていたら頂上に到着!いつの間に隣町先生が立っていた
先生
「1番だな!おめでとう!」
……??……?
藍
「ハア、ハア、ハア、あれ…ハア、ハア、ハーッ、皆んなは、ハア、ハア」
階段を覗くと、龍太が上がって来た。次に健二、大空さんが上がって来た。
龍太
「ハア、ハア、ハア……ハア、ハーッ…」
健二
「ハア、ハア…ハーッ、ハア、ハア…」
藍
「ハア、ハア、あれ?いつ抜かしたの?記憶にないで?ハア…ハア」
大空さん
「ハア、ハア、はっ?ハア、あはは…ハア」
……ゴールして来る人の邪魔にならない場所に疲れてみんな座り込む。藍は大の字で横になって息を整える
藍
「脚が棒やわ、昼の試合はアカンよ……昼寝したいわ!龍太と健二は貸し2やから……ハーッ!」
龍太
「この体で拳サポーターにヘッドギアとか着けての試合は流石にキツイな…ハーッ!」
大空さん
「ハア…ハア、次はオレが勝つ!……ハア」
藍
「中学生相手にマジになんなや……。大空さん、高校やろ?健二は試合が無いから見学や!初参加の試合がある訳ないやん……」
大空
「武術に年上、年下は関係ないだろ!でも、脚が……ヤバイな…」
次々にゴールして来たが、顔がみんな苦しそうな表情をしている。休憩を10分貰い、汗を拭いたり、水を飲んだりして休憩する
隣町先生
「全員集合!これから、住職の話しを聞いてから1時間の座禅を行う。精神を鍛える!」
……全員、靴を脱ぎ座禅室に行く
住職
「座禅とは、己の邪念を祓う事。何も考えずに無心になり心を静める。時間が少ないが修行をこれから行います。姿勢を正して座布団の上にお座り下さい。」
全員、向かい合わせに座る。住職が時計を見て
住職
「目を閉じて、それでは始めます。」静かに始まる
…………
藍、姿勢を正して無心になり過ぎてそのままの体勢で寝る
住職が大空の肩に警策が当てられる。大空は頭を下げて首を傾け「バンバンっ!」叩かれる。手を合わせ頭を下げ、姿勢を正す
藍、姿勢を正したまま微動だにせず寝ている
龍太も叩かれる。大空さん2回叩かれる……健二3回叩かれる
住職
「はい、終了します。」
藍、目を静かに覚ます……1時間のお昼寝