第3章 GW合宿
龍太
「敦爺さん、無理しない方がいいですよ!(笑)」
敦
「皆んなで、爺さんですか?(怒)」
藍
「見学にし、疲労骨折でもされたら、うちが困るわ!」
砂浜に出て走る、砂が脚に負担をかけ鍛えられる。根をあげる人が出て来た……10キロ走り民宿に戻る。
民宿に着き、先生に理由を話してリタイヤする人が敦を含めて4人。敦は完全にリタイヤ決定!
食事処に行き朝食……
皆んなで山盛りご飯、味噌汁を持って席に着く。朝食のおかずは、アジの開き、煮物、目玉焼き、サラダ、味のり、納豆、お新香
先生達が入って来て
「全員揃っているな!頂きます!」
全員
「「「頂きます!」」」
……4人は黙々と食べる。モグ、モグ、モグ、口に一杯にご飯を頬張り、龍太がお代わりで立ち上がる。健二、藍が続いて、お替りで立ち上がる。
藍
「山盛りご飯は幸せ❤︎オカンが居ないから盛り放題や!うちも悪よのう!」独り言を言う
おかりのご飯を持って席に戻る。
龍太
「シークレット賞品が気になる…。」
藍
「去年はスルメイカやで!今年も期待したらいかんよ!多分、変なもんや!」
食事が終わり、座禅をしにいくので、民宿の庭に待機。敦と他の3人はお留守番…先生が民宿から出て来て
先生
「全員集合!!お寺まで約5キロ、石段が782段ある。ここからお寺まで1番に着いた人にはお昼にトンカツを2枚、多くつける。昼はカツカレーだ!気を引き締め!ヨーイスタート!」
一斉にスタートする。全員、全力疾走で走って行く、脚が縺れて転ぶ人もいる。藍、龍太、健二も走る!暫く走ると、直ぐ後ろに大空さんがいた。マジで走っているので、喋らずに走る!
藍、カツ2枚は欲しい!欲しすぎる❤︎うちが美味しくぎょうさん食べてやる!待ってろやカツ
気がつけば先頭集団、走る、走る、走る!息づかいと走る足音、お寺の階段に差し掛かり4人で駆け上がっていく。昨日よりも急な階段が脚にくる。
藍、階段の走りやすそうな小道を見つける。インチキはいかんな!でも、勝負には勝たな!良心はダメだと考え、悪心が良いと考える。その心は、正義は勝つ!カツだけに!
三段跳びで走って行く、皆んなの背の高さと、うちの背の高さが違うから脚の長さも違う……。脚よ長くなれ!脚よ伸び〜ろ……あっ!伸びたかも?んなわけあるか!