第8章 風紀委員は……
龍太、藍の手を離してから起こす
龍太
「藍、起きて!機内食が始まるよ!」
藍、匂いで起きる
藍
「ええ〜匂いやな〜♪」
CAのお姉さん
「pork or chicken?」
藍
「ポークやねん!」
龍太
「チキン!」
藍、龍太、お手拭きで手を拭くと
CAのお姉さん
「お飲み物は何にしますか?」
藍、小さな声で
藍
「赤ワイン!」
龍太
「ファンタグレープ!」
CAのお姉さんが龍太にファンタグレープを渡すと藍にもファンタグレープを渡す
藍
「ファンタグレープが来てもうた…」
藍、仕方なく機内食を食べる
省吾
「お姉さん♪綺麗ですね♪」
CAのお姉さん
「……お飲み物は何にしますか?」
省吾
「お姉さんのミルクタンクをお願いします!」
CAのお姉さん
「ミルクですね♪」
CAのお姉さんが省吾に牛乳を渡す
健二
「オレはコーラー!」
飲み物を貰い、食べ始める
藍
「ポークにライス、グラタンにティラミスやな〜♪」
龍太
「チキンに冷やし中華、ケーキにパンだ…」
藍
「冷やし中華がええからチキンにしたんやないの?」
龍太
「ライスかと思ってたよ!」
藍
「まあ、しゃあないな!(笑)」
龍太、無言で食べて行く
藍、ライスが美味しくないので、一口で龍太にあげる
藍
「龍太に飯をやるな!ジェンガは飛行機を降りてからやな!この揺れでは出来へんよ!」
龍太
「ライス…あまり美味しくない…」
藍
「まあ、どっちもどっちやな!(笑)」
龍太
「本当だね!(笑)」
健二
「なんか…妬ける会話だな…」
藍
「健二はどっちにしたんや?チキンとポークや!」
健二
「ポークだよ!ライスがまじぃの!(笑)」
龍太
「チキンもポークも変わらないよ!(笑)」
省吾
「この後は寝るしか無いな!」
藍
「健二、旅行のガイドブック見せてな!(笑)」
藍、健二からガイドブックを借りて見始めると、CAのお姉さんが食事の後片付けに来る
藍、龍太
「ありがとうございます!」
藍、本を広げて見る
藍
「あっ、ハンバーガーが凄いな!(笑) 洋服も欲しいな♪ダウンタウンには行けるんやろうか?」
龍太
「ダウンタウンでも危ない場所があるらしいよ!」