第8章 風紀委員は……
4人で荷物を預けてからセキュリティチェックを通る
藍
「鳴らへんやろ!」
藍、普通に通る
ピィー!
藍
「ネックレスやな!」
ネックレスを外して再度、セキュリティチェックを通る
藍
「ネックレスはGPSやからか?携帯と同じやんな!」
藍、カバンを受取り、ネックレスを着けると
健二、セキュリティチェックを通る
ピィー!
藍
「ベルトやな!」
健二、ベルトを外して再度、セキュリティチェックを通る
健二
「面倒だな〜♪」
4人でセキュリティチェックを通ってから免税店を見に行く
藍
「目の前に酒があるのに、買えへんな!(笑)」
省吾
「まあ、向こうに行ったら上手く買えるよ!」
健二
「当てのない根拠だな!(笑)」
龍太
「飲み物でも買うか?」
藍
「直ぐに乗るやろ!」
藍、携帯が鳴る
プルルルル、プルルルル!
藍
「お早うさん!もう、空港に居るんや……テーブルの上に家族用のパンフレットを置いといたんや!…そや、えっ、ここでか?皆んながおるのに嫌やな!(笑)いじけてもええよ♪うちは居ないからな〜♪ほな、さいなら!」
藍、携帯を切る
校長
「そろそろ、搭乗口に向かいますよ!あと、30分もしたら乗りますからね!」
8人の生徒が校長のあとについて行く
健二、龍太を背後から肩をガシッと掴み
健二
「あの中2の女がお前の事を見てるぞ!(笑)」
龍太
「前に告白されたんだ!断ったよ!」
省吾
「ヤッテから別れたら良かったのに、勿体無いお化けが出るよ!(笑)」
藍
「ヤッテから別れた方が化けるんとちゃうの?」
龍太
「遊びでヤルのと本気でヤルのは違うよ!」
省吾
「オレは何時でも本気よ!(笑)」
藍
「うちが、股を開いて誘ったらするんか?」
龍太、省吾、健二
「「!!!えっ??」」
龍太、省吾、健二
「「お願いします!」」
藍
「うちの場合は遊びやろ!(笑)」
龍太、省吾、健二
「「本気モード全開だ!ぞ!」」
藍
「嘘に決まってるやん!(笑)」
校長
「搭乗が始まりましたから、並んで飛行機に乗りますよ!」
藍
「うちはA45やな〜♪一番後ろの2シートが快適なんや♪」
龍太
「藍の隣♪」
省吾
「その前に健二と取ったんだ♪」