第8章 風紀委員は……
藍、シャワー浴びて、部屋に入って着替える
藍
「フンフン〜♪可愛ええカッコして〜♪ナンパされに行くんや〜♪運命の赤い糸の人は〜♪これからや〜♪輝でも、智明でも無いんや〜♪」
輝
「休みの日ぐらいは静かにしろ!ナンパされに行くのか?まぁ、誘拐され無い程度にな!(笑)」
藍
「大きなお世話や!ほな、行って来るな!」
藍、玄関を出て、街に出る
藍
「そうや!本屋に行って、本を買うて帰ろう!」
藍、本屋に行くと…あれ、写真集?どっかで聞いた事がある名前やな…何処やったっけ?佐世保 修司…中は見れないので、表紙を見てると
藍
「綺麗に撮るんやな!(笑) あっ、写真撮った人やんな!ちゃんとしたカメラマンやったんやな〜♪筋肉マンな身体な写真集か…」
男の人
「お客様、お手に取ったら買って下さいね!」
藍
「見てるだけやん!3,800円は高いで!」
佐世保
「俺の写真集なのに?」
藍
「あれ!佐世保さんやん!」
佐世保
「実は探してたんだ!君の事!」
藍
「サインならお断りや!」
佐世保
「実は、雑誌の発売前に君に話がしたくてね!」
藍
「うちは明日から日本には居らんよ!」
佐世保
「お茶しに行こうよ!…ところで…あの人は知り合い?」
藍、佐世保が指差す方を見ると…
藍
「智明やん!ストーカーか?本で顔を隠してもバレバレやん!」
智明、藍の方に歩いて来る
智明
「あれ?偶然だね〜♪」
藍
「知らない人やったから、佐世保さん行くで!」
佐世保
「いいのかな?」
藍
「金魚のフンみたいについて来るやろ!」
智明
「金魚のフンは酷いよ〜♪」
佐世保
「まぁ、行こうか!」
藍、佐世保、智明の3人で近くのコーヒーショップに入る
佐世保
「アイスコーヒーを3つ!」
藍
「話ってなんやの?」
佐世保
「モデルをしてみない?そう言えば、名前を聞いてもいいのかな?」
藍
「七瀬 藍や!宜しくやな!」
店員
「アイスコーヒーお待たせ致しました!」
店員がアイスコーヒーをテーブルに置いて行く
佐世保
「七瀬さんが良ければ、引き受けて欲しいな!(笑)」
藍
「条件があるで!事務所には入らんよ!佐世保さんがうちを雇うんならええよ!」