第8章 風紀委員は……
藍、弱々しく髪の毛を洗って、身体を洗って行く…顔を洗って流して行き……湯船に浸かる
藍
「うっ、痛いやん!棒が入ってるで!」
藍、湯船から出て、身体を拭いていると智明が入って来る
智明
「…大丈夫……な訳無いよな!」
藍
「…智明の顔は見たく無いん…アホ智明!」
輝
「嫌われたな!(笑) 焦り過ぎたな!まだ、子供だぞ!」
智明
「シャワーを浴びて謝るさ!」
藍、冷蔵庫に歩いて行くが…
藍
「痛いんや…ガニ股やな…ガニ歩きやな!ちっとも、気持ち良くないやん!痛いだけやん!2度とするか…」
藍、冷蔵庫を開けて牛乳を飲む
藍
「プハーッ!牛乳は裏切らんな!美味いで!」
藍、部屋に股を広げて歩いて行く…
輝
「凄い、歩き方だな!(笑)」
藍
「ほっとけや…」
藍、部屋に入ると…
藍
「布団がダメになってもうたな…半分に畳んで寝るか!」
藍、紙を出してマジックで立入禁止とチン入禁止を書きいてドアに貼る
藍
「痛い…寝るのが1番やな!」
藍、身体を丸めて寝る
智明、シャワーを浴びて出ると
智明
「あれ?藍は?」
輝
「部屋じゃないのか?」
智明、部屋に行くと…
智明
「立入禁止とチン入禁止ね!(笑)」
智明、そっと部屋を開ける
智明
「あっ、寝てる……布団が半分に畳んである…」
智明、藍を抱き上げて、ベットに運んで寝かせてからリビングに戻る
輝
「寝てたか?」
智明
「布団が半分に畳んであった…その上で丸まって寝てたよ!」
輝
「まあ、遠分は許して貰えないぞ!(笑)」
智明
「懺悔は受けるよ!」
輝
「一杯やるか!」
智明
「そうだな!」
藍
「んっ…痛い!」
藍、痛みで目が覚める…グゥー!
藍
「寝ながらでも腹が減るんか?あれ?何でベットなんや…」
藍、足を閉じて見ると…
藍
「アカンな!痛い…グゥー!」
藍、ガニ歩きでリビングに行き、キッチンの棚からカップ麺を出す。お湯を沸かしてカップ麺を作りテーブルに持って行く
智明
「お腹が空いたの?」
藍
「……グゥー!」
藍、智明を無視して、カップ麺の時間を見る
智明
「……」
藍、カップ麺のフタを開けて食べ始める
藍
「…フゥー、ズルズルッ!」