第8章 風紀委員は……
弔問者が落ち着き始めて
健二
「やっと、落ち着いて来たな!」
男の人
「あのぉ、お願いします!」
藍
「香典はこちらに、記帳をお願いしますね!」
男の人
「はい!」
男の人が内ポケットから香典を出すと
佐伯秘書
「藍さん達もそろそろ、中に入って下さい。」
男の人は藍を目掛けて、バタフライナイフを刺す
「ドスッ!」
鈍い音が響く……
藍は咄嗟に突き飛ばされて転ぶ
藍
「イタタタッ!」
龍太
「この野郎!待て、」
龍太、健二が走って男の人を取り押さえる
藍、佐伯秘書に近寄り、抱き寄せる
藍
「佐伯さん!大丈夫か?省吾は救急車や!119番や!」
佐伯秘書
「藍さんが無事なら良かった!」
佐伯秘書は意識を手放す
藍の周りに人集りが出来る……
藍
「見てないで!110番せい!男は縛り挙げろ!平和ボケしてんなや!」
……救急車が来て、佐伯さんは付き添いの省吾と病院に運ばれる
警察が来る前に
藍
「あんたは誰や!」
男の人
「原田の弟だよ♪兄貴は何処だ!」
藍
「うちも知らんな!」
原田の弟
「兄貴を返せ!!お前を殺してやる!絶対に殺してやる!首を洗って待ってろよ!」
藍
「首は毎日、風呂に入って洗っとるで!あんた、名前は?」
原田の弟
「原田 大輔 (だいすけ)だ!覚えておけよ!」
藍
「あんたが、白竜の親を殺ったんか?」
大輔
「白竜の親を殺って、白竜兄弟を殺れば!大阪は原田兄弟のものだからな!刺した位なら直ぐに出てくるぞ!」
藍
「うちを狙うても、しゃあないやん!お門違いやで!」
大輔
「お前を殺せば、関東が手に入るからな!あはははっ!」
藍
「またか?股だけにあるな!」
ウッー、ウッー、サイレンを鳴らしてパトカーが来る
藍、事情聴取が嫌で、香典を風呂敷に包み持ち、中に入って行く
龍太、健二は原田の弟を押さえている為、事情聴取に同行する
藍、御焼香をしてから端っこに座る。輝も智明も忙しそうにしている。敦が近寄り
敦
「外が騒がしかったね!大丈夫?」
藍
「敦、大事な金や!持っててな!御手洗に行って来る!外と中の温度が違うからな!」
藍、トイレに行くと
女の人1
「外で誰かが刺されたって、怖いわね〜!」